SEMITECが上場来の高値を更新、EV(電気自動車)時代はセンサーの需要増加の見方

銘柄フラッシュ

■現在はJQ上場だが新市場区分では「スタンダード市場」の基準をクリア

 SEMITEC<6626>(JQS)は1月4日、一段高となり、午前10時30分過ぎに5%高の1万4940円(690円高)まで上げ、2日ぶりに上場来の高値を更新している。サーミスタ、センサーを家電、自動車、医療機器、などに幅広い用途で提供し、業績は連続最高を更新する見込み。EV(電気自動車)時代にはクルマ1台当たりのセンサー使用量が増加するとされ、更なる業績拡大への期待が出ている。

 現在はJQ(ジャスダック市場)上場だが、2022年4月実施の新市場区分(プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3市場制)に向けては「スタンダード市場」への上場維持基準に適合しており、「スタンダード市場」を選択申請すると発表済み。事実上の「昇格上場」になるため注目度が高いとされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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