アイフリークモバイルは22年3月期3Q累計利益が通期予想を超過達成、収益改善基調

(決算速報)
 アイフリークモバイル<3845>(JQ、新市場区分スタンダード)は2月14日の取引時間中に22年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。コンテンツ事業の堅調推移、コンテンツクリエイターサービス事業の不採算部門統合による販管費圧縮やエンジニア稼働率維持などで営業利益が黒字転換し、経常利益と親会社株主帰属四半期純利益は大幅増益だった。そして各利益は通期予想を超過達成している。通期ベースでも収益改善基調だろう。株価は地合い悪化の影響で昨年来安値を更新する場面があったが、その後は反発の動きを強めている。収益改善基調を評価して出直りを期待したい。

■22年3月期3Q累計営業黒字転換、通期予想を超過達成して収益改善基調

 22年3月期第3四半期累計連結業績(収益認識会計基準適用だが損益への影響軽微)は、売上高が前年同期比17.7%減の19億55百万円、営業利益が1億32百万円の黒字(前年同期は1億37百万円の赤字)、経常利益が10.4倍の2億17百万円、親会社株主帰属四半期純利益が7.4倍の1億88百万円だった。

 コンテンツ事業の堅調推移、コンテンツクリエイターサービス事業の不採算部門統合による販管費圧縮やエンジニア稼働率維持などで営業利益が黒字転換し、経常利益と親会社株主帰属四半期純利益は大幅増益だった。営業外収益では助成金収入が減少(前年同期は1億09百万円計上、今期は65百万円計上)した。収益認識会計基準適用の影響額として、売上高と売上原価がそれぞれ2百万円増加したが、利益への影響はなかった。

 コンテンツ事業は売上高が6.1%増の2億14百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が2.1倍の68百万円だった。電子絵本アプリの毎週新作配信や著名人とのコラボ絵本配信、NFTへの取り組みなどを推進した。

 コンテンツクリエイターサービス事業は、売上高が19.9%減の17億41百万円、利益が7.8倍の2億40百万円だった。不採算部門統合による販管費圧縮や、DX推進に伴うエンジニア稼働率維持などで損益改善した。

 なお四半期別に見ると、第1四半期は売上高が6億58百万円で営業利益が31百万円、第2四半期は売上高が6億41百万円で営業利益が41百万円、第3四半期は売上高が6億56百万円で営業利益が60百万円だった。営業黒字が定着して収益改善基調である。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が21年3月期比5.4%減の29億24百万円だが、営業利益が1億16百万円の黒字(21年3月期は1億51百万円の赤字)、経常利益が1億64百万円の黒字(同13百万円の黒字)、親会社株主帰属当期純利益が1億14百万円の黒字(同73百万円の赤字)としている。

 今期の黒字化達成と次期以降の成長に向けた収益基盤を構築するため、コンテンツ事業では親子向け教育・知育コンテンツの改修と機能拡充、コンテンツクリエイターサービス事業では収益性と成長性の確保に向けた協業先の開拓や新規事業の推進を強化する方針だ。

 第3四半期累計の進捗率は売上高が66.9%、営業利益が113.8%、経常利益が132.3%、親会社株主帰属当期純利益が164.9%だった。各利益は通期予想を超過達成している。通期ベースでも収益改善基調だろう。

■株価は反発の動き

 株価は地合い悪化の影響で昨年来安値を更新する場面があったが、その後は反発の動きを強めている。収益改善基調を評価して出直りを期待したい。2月14日の終値は148円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS6円52銭で算出)は約23倍、時価総額は約26億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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