【株式市場】日経平均は138円安、朝方の440円安から急回復、米ロ外相会談の観測

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7094円16銭(138円71銭安)、TOPIXは1922.99ポイント(8.25ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億473万株

 2月18日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ622ドル安などを受けて日経平均が一時440円33銭安(2万6792円54銭)まで下押したが、午前10時半頃から急激に回復し、前引けにかけて80円38銭安(2万7152円49銭)まで持ち直した。米ロ外相が会談へと伝えられ、ウクライナ問題を巡る不透明感が後退。トヨタ自<7203>(東1)などが10時半頃から一気に堅調転換。日本郵船<9101>(東1)などの海運株は取引開始後を除いて高い。

 名村造船<7014>(東1)、内海造船<7018>(東2)が四半期決算や環境対応の新造船など好感されて続伸。エンバイオHD<6092>(東マ)はドバイでの太陽光発電事業など材料視され急伸。ジーダット<3841>(JQS)は増配と株式分割が好感されストップ高。スーパーバリュー<3094>(JQS)は新たな大株主との連携など期待され再び一段高。

 東証1部の出来高概算は6億473万株、売買代金は1兆5110億円。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は780銘柄、値下がり銘柄数は1279銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、海運、輸送用機器、鉄鋼、電力ガス、医薬品、情報通信、非鉄金属、その他製品、ガラス土石、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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