【株式市場】日経平均は461円安で4日続落、後場一時667円安から回復

◆日経平均は2万6449円61銭(461円26銭安)、TOPIXは1881.08ポイント(29.60ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億3893万株

 2月22日(火曜)後場の東京株式市場は、日本製鉄<5401>(東1)が一段安で始まったものの、そこを底値に回復基調に転換。ファナック<6954>(東1)や東京エレク<8035>(東1)も寄り後を安値に持ち直し傾向。日経平均は寄り直後の667円14銭安(2万6243円73銭)を下値に回復傾向となり、大引けは200円ほど戻して4日続落となった。

 後場は、日清オイリオG<2602>(東1)が強含んで小高くなり、適正価格の訴求など好感。マックスバリュ西日本<8287>(東2)は株式会社フジとの経営統合語への期待強まり一段高(新会社設立に向け2022年2月25日に上場廃止)。ヘッドウォータース<4011>(東マ)は経済産業省からオンライン申請システムの開発を受託との発表など好感され一段と上げストップ高。ジーダット<3841>(JQS)は引き続き3月末の株式分割など好感され3日連続大幅高。

 22日新規上場のCaSy(カジー)<9215>(東マ)は午前10時30分過ぎに2001円(公開価格1350円の48%高)で初値がつき、高値は前場の2098円、後場は売買交錯となり大引けは1501円だった。

 東証1部の出来高概算は11億3893万株(前引けは5億3867万株)、売買代金は2兆7094億円(同1兆3294億円)。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は290(前引けは229)銘柄、値下がり銘柄数は1815(同1877)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種(鉱業、医薬品、電力ガス)のみにとどまった。前引けは2業種(鉱業、医薬品)だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る