パピレスは後場一段と強含む、電子書籍事業でウクライナ情勢の影響小さいとの見方

銘柄フラッシュ

■業界初の電子書籍レンタルサイト『Renta!』などに注目集まる

 パピレス<3641>(JQS)は2月22日の後場、一段と強含む相場となり、13時にかけて1314円(27円高)まで上げ、取引時間中としては今年1月17日以来の1300円台を回復している。電子書籍・電子コミック事業のため、ロシア・ウクライナ情勢の株式市場への影響が小さいとの見方があり、注目し直されている。

 第3四半期決算は、「収益認識に関する会計基準」等の遡及適用後の数値で減収減益だったが、発表翌日の株価(2月14日)は17円高の1260円と堅調で、以後ジリ高傾向。株式市場の受け止め方は「買い」と出たようだ。電子書籍レンタルサイト『Renta!』は業界初で、コミックを中心とした48時間レンタルサービス、PC・スマートフォン・タブレットなどで手軽にすぐに読めるのが特徴で、こうした特色ある事業を持っていることに注目が集まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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