楽天グループは2日続伸、ウクライナで無料通話アプリ『楽天Viber』97%が利用とされ見直される

■西友と共同の物流センターを大阪府で稼働開始との発表も好感

 楽天グループ<4755>(東1)は2月28日、979円(22円高)まで上げた後も堅調に推移し、2日続伸基調となって下値圏からの出直りを継続した。同日付で、「楽天と西友、『楽天西友ネットスーパー』の物流センターを大阪府茨木市で稼働開始」と発表し、買い材料視されたほか、無料通話アプリ『楽天Viber』をウクライナでも運営しているとされて話題になっていた。

 ウクライナに進出する日本企業の対応をまとめた2月25日付のロイターニュースで、無料通話アプリ『楽天Viber』をウクライナでも現地事業者が運営し、「同国スマートフォンユーザーの97%が利用している」と伝えられ、同社の海外展開について見直す様子があった。また、ウクライナ政府は、ロシアの動きをサイバー空間でも制限する目的で、「グーグルなどの米IT(情報技術)大手にロシアでのサービス中止を要請し、楽天グループにも対話アプリの提供を止めるように求めた」(日本掲載新聞2月28日付朝刊)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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