【株式市場】日経平均は556円安、ウクライナ原発火災とされ一時803円安、海運株などは高い

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万6020円60銭(556円67銭安)、TOPIXは1851.93ポイント(29.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加して8億39万株

 3月4日(金)前場の東京株式市場は、ロシア・ウクライナ協議の動向やNY株の反落を受け、日経平均は反落模様の155円安で始まり、ウクライナの原発で火災と伝えられると急落商状になり、午前10時過ぎに802円99銭安(2万5774円28銭)まで下押す場面があった。中で、日本郵船<9101>(東1)などの海運株やINPEX<1605>(東1)などは一時値を消したが持ち直して高く、首相の防衛政策見直し発言を受け三菱重工<7011>(東1)も高い。

 放射線遮蔽生地を製造する東邦金属<5781>(東2)、放射線防護工事の技研HD<1443>(東2)などが急伸一段高。セキュア<4264>(東マ)は無人化店舗システムの日本郵政グループ納入など買い材料視され2日連続大幅高。第一商品<8746>(JQS)は金の売買活発化とされて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は増加して8億39万株、売買代金は2兆341億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は456銘柄、値下がり銘柄数は1631銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種の値上がりにとどまり、海運、鉱業、倉庫運輸が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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