【株式市場】日経平均は38円高、後場一時134円高まで上げるが伸びきれず小幅続伸

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万5346円58銭(38円63銭高)、TOPIXは1826.63ポイント(14.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億2208万株

 3月15日(火)後場の東京株式市場は、取引開始後にソニーG<6758>(東1)やキヤノン<7751>(東1)が一段と強含み、キユーピー<2809>(東1)は一段ジリ高となった。保険株も高い。一方、住友鉱<5713>(東1)は一段軟調など資源株が重く、日経平均は寄り後の133円82銭高(2万5441円67銭)を本日の高値にもみ合い、大引けは小幅高の続伸にとどまった。

 後場は、三井ハイ<6966>(東1)が前場に続き気配値のままストップ高に貼りついて大引けに値が付き、今期も大幅増益予想の決算など好感。Abalance<3856>(東2)は今週後半の太陽光発電関連展示会に意欲的な出展とされて一段高。チームスピリット<4397>(東マ)は買い気配で始まり急伸し、日本郵政グループに働き方改革プラットフォーム納入との発表など好感。かんなん丸<7585>(JQS)は「まん延防止措置」解除について16日に最終判断と伝えられて期待強まり急伸ストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億2208万株(前引けは6億92万株)、売買代金は2兆7976億円(同1兆4535億円)。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1761(前引けは1655)銘柄、値下がり銘柄数は373(同443)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けも25業種)が値上がりし、値上がり率上位は、保険、空運、電力ガス、食料品、輸送用機器、ゴム製品、繊維製品、化学、ガラス土石、サービス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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