ローソンが急反発、成城石井の上場観測を受け注目強まる、決算発表には反応薄

ローソン

■時価総額2000億円超とされ買い材料視、「上場も含めて様々な検討」

 ローソン<2651>(東証プライム)は4月13日、時間とともに反発幅を広げる相場になり、午前9時45分には9%高の4800円(415円高)まで上げて今年3月30日以来の4800円を回復した。12日の夕方、日経電子版が「ローソン、成城石井上場へ、時価総額2000億円超」と伝え、買い材料視されている。ローソンは12日の14時30分に2月決算と定款の一部変更などを発表したが、発表後の株価は大引けまで軟調なまま反応薄だった。このため、成城石井が効いたと見られている。

 (株)成城石井は東京圏を中心に拡大してきた食品スーパーマーケットで、1927年創業、96年には自社食品工場であるセントラルキッチンを稼動。2000年代からは全国展開を本格化している。この上場観測に対し、ローソンは13日朝、東証適時開示で、上場も含めて、企業価値向上に向けて様々な検討を行っているが、現時点で決定した事実はないこと、などを発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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