日立造船が反発、スイスでごみ焼却発電を利用し水素製造、エネルギーの「脱ロシア」支援に

■モスクワでの受注案件あるが年度連結売上高の3%未満、保険も活用

 日立造船<7004>(東証プライム)は4月13日、反発基調で始まり、取引開始後は693円(10円高)まで上げ、3日ぶりの出直り相場となっている。12日、スイスの子会社がごみ焼却発電施設に水素の製造施設を建設すると発表。欧州諸国がエネルギーの「脱ロシア」を進める支援になるとの見方などがあり注目材料視されている。2022年6月に着工し23年春の本格稼働を予定するとした。

 3月下旬に「ロシア・ウクライナ情勢による当社グループ事業への影響」を発表し、モスクワ近郊の4ヵ所でごみ焼却発電施設の新規建設向け基本設計および主要機器の納入を受注しているとしたが、今年度の業績見込みにおいて本案件の占める割合は、当社連結売上高の3%未満とした。また、本案件の契約に際しては、戦争や制裁等を含む海外取引リスクに備え、スイスの公的貿易保険(SERV)の保険を利用しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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