【株式市場】日経平均は176円安、朝方387円安のあと切り返すが手控え感

◆日経平均は2万6995円86銭(176円14銭安)、TOPIXは1891.37ポイント(16.68ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は4億7907万株

 4月15日(金)前場の東京株式市場は、NY株の反落やロシアの日本海でのミサイル発射などを受け、日経平均は取引開始後に387円08銭安(2万6784円92銭)まで反落した。並行して円安も進み、2020年5月以来の1ドル126円台半ばとされ、自動車株や半導体・電子部品株などの一角が中盤にかけて持ち直した。日経平均は午前10時半にかけて31円77銭高(2万7203円77銭)まで浮上する場面があったが、前引けにかけては値を保てず再び軟調になった。

 三菱重工<7011>(東証プライム)が7日続伸基調となり防衛費拡充の動きやロシアの日本海でのミサイル発射など買い材料視され、サインポスト<3996>(東証プライム)は今期の完全黒字化予想など好感されストップ高。ファーストリテ<9983>(東証プライム)は四半期決算など好感され出直り拡大。ウォンテッドリー<3991>(東証グロース)は業績予想の増額修正など好感されストップ高。エヌ・シー・エヌ<7057>(東証スタンダード)も業績予想の増額修正など好感さストップ高で寄ったがダレ模様。

 東証プライム市場の出来高概算は4億7907万株、売買代金は1兆1232億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は301銘柄、値下がり銘柄数は1476銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種の値上がりにとどまり、電力ガス、輸送用機器、銀行、保険、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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