サイバー・バズがストップ高買い気配、法人税益3500万円計上、通期業績予想を上方修正

■債権譲渡と期末業績の精査で繰延税金資産を再計上

 サイバー・バズ<7069>(東証グロース)は11月5日、繰延税金資産の回収可能性を再検討した結果、法人税等調整額(益)3500万円を計上すると発表した。これは、9月10日に開示した債権譲渡の完了および期末に向けた業績動向を踏まえた判断である。また、同社は2025年9月期の連結業績予想を上方修正した。売上高は従来予想70億円から71億3100万円、営業利益は2億8000万円から3億4900万円へ、経常利益は2億7500万円から3億4400万円へ、親会社株主に帰属する当期純利益は2億3500万円から3億8500万円へと引き上げた。1株当たり当期純利益は58円41銭から95円93銭に上昇する見通しとなった。

 業績予想の上方修正は、9月の実績でインフルエンサー関連サービスを中心に高収益案件の進捗が想定を上回ったほか、納品増加や構造改革費用の抑制により利益率が改善したことが要因である。営業外損益が計画通り推移したことで経常利益も増加した。さらに債権譲渡の影響などを踏まえた期末の課税所得見積もりの見直しにより法人税等調整額を計上し、純利益の増加に寄与した。同社は株主・投資家への適時開示の観点から修正内容を公表したと説明している。

■業績上方修正を材料に買い戻し進む、心理的節目800円回復

 株価は11月5日、150円高(19.63%高)の914円でストップ高買い気配となっている。終値ベースでは直近の730~770円の狭いレンジを保ちつつ、下値を切り上げる形となっている。出来高は5000株と限定的で、本格的な資金流入には至っていない。今回の業績修正が中長期の見直し買いにつながるか注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る