タムラ製は円安効果「相殺」でも営業利益を2倍に増額修正、次第高、好調のほどに注目集まる

■3月通期の営業利益は従来予想を50%上回る額に修正

 タムラ製作所<6768>(東証プライム)は9月28日、小安く始まったあと次第に切り返し、午前10時過ぎに715円(29円高)まで上げて700円台を回復している。27日の18時前に今期・2023年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、第2四半期(22年4~9月・累計)の営業利益を従来予想の2倍の16億円としたことなどが注目されている。円安効果については、海外生産・輸入の多い電子部品事業

と国内生産・輸出の多い電子化学実装事業で相殺されるとしたため、好調のほどがうかがえると注目されている。

 第2四半期累計の売上高は従来予想を10.7%上回る505億円の見込みとし、3月通期の売上高は同11.7%上回る1050億円の見込みとした。3月通期のの営業利益は同50.0%上回る45億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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