マルマエの月次受注残高(3月)は前年同月比139.5%増で引き続き大幅増が続く

■半導体分野は155.3%増加、FPD分野は42.7%増加

 マルマエ<6264>(東証プライム)の2022年3月度の月次受注残高(4月15日15時発表)は30.65億円となり、前月比で8.7%増加し、前年同月比では139.5%増となり、前年同月比では引き続き大幅な増加を続けた。

 半導体分野は、受注と出荷検収共に高水準を維持していることから、前月比0.3%増、前年同月比155.3%増の19.22億円となった。FPD分野は、出荷検収が順調に進んだことから、前月比6.4%減、前年同月比42.7%増の7.12億円となった。その他分野は、太陽電池製造装置向けの受注が進んだことから、前月比203.6%増となり、前年同月比では1,452.8%増(約15倍)の4.30億円となった。

 今後の見通しとして、半導体分野については、顧客メーカーの部材不足に解消傾向もみられることや、受注の好調さは堅調であることなどから、しばらくは好調さが続く見通しとした。FPD分野については、中小型OLED向けの受注は堅調だが、液晶向けの受注が一段落していることから当期末までは停滞する見通し。その他分野においては、断続的ながら太陽電池製造装置向けの受注がしばらく続く見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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