KeyHolderの子会社でSKE48を擁する総合エンターテインメント会社「ゼスト」はマンション開発の「デュアルタップ」と業務提携契約を締結

■“不動産×エンタメ”で東海地区を盛り上げる

 KeyHolder<4712>(東証スタンダード)の連結子会社であるゼストは、東京23区でマンション開発等の不動産事業を行うデュアルタップ<3469>(東証スタンダード)との間で、主として東海地区の活性化に根差した新規コラボレーション企画等の実施に向けた業務提携を行うことについて決議し、同業務提携についての契約を締結したと4月15日に発表した。

■本業務提携の目的

 昨今の国内環境においては、長らく続くコロナ禍とともに海外情勢の不安定感から、依然として不透明感を拭いきれない状況が続くが、エンターテインメント分野においては、情勢を見定めながら、徐々に規制が緩和される方向に向きつつある。

 同社の連結子会社であるゼストにおいては、女性アイドルグループ「SKE48」や女性4人組グループ「et-アンド-」、男性5人組ロックバンド「Novelbright」など、多数の所属アーティストやタレントの運営・管理及び、音楽著作物の利用開発や劇場運営など、同社グループにおける総合エンターテインメント事業の一翼を担いつつ、今後の新たな事業展開に向けた準備・仕込みに注力し始めている。

 一方、デュアルタップは、東京23区内の一等地・主要沿線の住宅地を中心に、個人投資家向けワンルーム型マンションブランド「XEBEC(ジーベック)」シリーズの企画・開発・販売を主力事業として、賃貸管理、建物管理、海外不動産などを展開する総合不動産企業。

 デュアルタップでは、業界内外に向けた認知度向上と、将来の実績作りを目指した「業界初となる面白い試み」として“不動産×エンタメ”という構想を持つ中、多数の自社IPを有し、様々な業種・業界との折衝を重ねることで新たな事業展開の可能性を模索する同社グループに声がかかった。

 両社で協議を重ねた結果、ゼストは、これまでにも多数のコラボレーション実績を有し、“地場とのリレーション”や“東海地区の活性化”を念頭に、名古屋を拠点に活動を展開するアイドルグループ「SKE48」の新たな活躍の形を、そしてデュアルタップはマンションの企画・開発力に、IPの魅力を付加することで、初めて東京23区外エリアへの進出の足掛かりを、それぞれが得ることで、主として東海地区を盛り上げる相乗効果を期待できるものとして、同業務提携契約を締結することとなった。

■業務提携の内容

 同業務提携においては、ゼストは所属するアイドルグループやアーティスト・タレントなどの稼働も想定した自社IPを提供し、デュアルタップは20~30代の若年層に人気が高いマンションの企画・開発・販売力を展開することで、双方の強みを活かした新サービスの共同開発を企図している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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