【株式市場】日経平均は496円安、ロシアの攻撃継続観測などで先物に先行売り

◆日経平均は2万6596円66銭(496円53銭安)、TOPIXは1866.11ポイント(30.20ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は少な目で4億3125万株

 4月18日(月)前場の東京株式市場は、ロシアが停戦に応じる様子を見せないことや24時間取引での米金利上昇などが弱材料視され、日経平均は株価指数の先物主導で続落模様となり、262円安で始まったあと午前11時前に521円81銭安(2万6571円38銭)まで下押した。中で、大手商社株や資源株の一角は高く、海運株もしっかり。日経平均は前引けも下げ幅が500円に近い水準にとどまり、大幅続落模様となった。

 原油高などを受けてINPEX<1605>(東証プライム)が4日続伸となって2014年以来の高値に進み、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は3月の月次動向が好調で堅調など百貨店株が高い。シー・エス・ランバー<7808>(東証スタンダード)は木材市況高などが材料視され1週間ぶりに戻り高値を更新。昭和パックス<3954>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で4億3125万株、売買代金は1兆円に届かず9571億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は151銘柄、値下がり銘柄数は1650銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、鉱業、海運、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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