ナノキャリアが14時過ぎから急伸、遺伝⼦治療⽤製品『VB-111』についての発表など好感される

■2023年上半期に⽶国⾷品医薬品局に⽣物製剤承認申請も

 ナノキャリア<4571>(東証グロース)は6月9日の14時頃から急動意となり、一時27%高の303円(64円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。同社が国内での開発を担当する遺伝⼦治療⽤製品『VB-111』について、導⼊元のイスラエル企業が今後のスケジュールを更新したと発表し、期待が強まった。

 発表によると、『VB-111』については、2022年第3四半期に予定されるトップラインデータにおいてポジティブな結果が得られれば、イスラエル企業は、2023年上半期に⽶国⾷品医薬品局(FDA)に⽣物製剤承認申請(BLA)を予定しているとした。『VB-111』は、腫瘍⾎管の破壊とともに、腫瘍免疫を惹起するなど、2つの作⽤メカニズムを持っており、新たな治療法の選択肢を提供できるとして期待されているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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