トビラシステムズは次第高、第2四半期好調、KDDIとの「迷惑電話自動ブロック」などに期待強まる

■アプリとして初めて公益法人認定の迷惑電話対策アプリにも注目集まる

 トビラシステムズ<4441>(東証プライム)は6月13日、時間とともに強含む相場となり、午前9時30分過ぎに6%高の831円(49円高)まで上げた後も830円に近い位置で強い推移となっている。10日17時に発表した2022年10月期・第2四半期決算(2021年11月~22年4月・非連結)の営業利益や経常利益の進ちょく率が好調で、通期業績予想への上振れ期待などが出ている。

 第2四半期累計の経常利益は2.71億円となり、期初から据え置いた通期予想5.04億円の54%に達した。営業利益は同55%に達した。この期は、新型コロナに便乗した還付金詐欺やウクライナ支援を装った義援金詐欺などに対し、KDDI<9433>(東証プライム)と共同で、国内初、専用機器不要で固定電話への迷惑電話を自動遮断する「迷惑電話自動ブロック」の提供を開始した。また、アプリとして初めて、迷惑電話対策アプリ「トビラフォンモバイル」が公益財団法人全国防犯協会連合会推奨の「優良迷惑電話防止機器」に認定された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る