高砂香料は上場来高値に接近、営業利益など第1四半期で通期予想を上回る、ストップ高

■主要部門が好調で前期発生した米子会社の出荷調整も改善

 高砂香料工業<4914>(東証プライム)は8月9日、急伸して始まった後ストップ高の4310円(700円高、19%高)で売買され、午前11時にかけてはストップ高のまま買い気配となっている。8日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)の営業利益が前年同期の7倍超となるなど大幅増益で、営業・経常利益は通期予想額を超過。好感買いが集中し、2017年7月につけた上場来の高値4470円に迫っている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比14.3%増加し、営業利益は同167.8%増加した。フレーバー部門、フレグランス部門、アロマイングリディエンツ部門、ファインケミカル部門の主要部門が好調だった上、フレグランス部門で前期に発生した米国子会社の基幹システム導入に伴う出荷調整が今期は改善し、前年同期比での利益を押し上げる要因になった。営業利益、経常利益は期初に開示した今3月期の通期予想額を上回った。通期予想は増額修正しなかったが、期待の膨れる決算となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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