Jトラストグループの韓国・JT親愛貯蓄銀行が未婚・片親家庭のための福祉施設に新型コロナを乗り越えるための寄付金を贈呈

■新型コロナの長期化で生活が苦しい未婚・片親家庭を支援

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は6月14日、同社グループの韓国・JT親愛貯蓄銀行(パク・ユンホ代表)が6月9日、「新型コロナを乗り越えるための幸せ支援」という行事を開催し、未婚母・片親家庭のための寄付金を福祉施設エランウォンに渡したと発表した。

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 福祉施設エランウォンは、妊娠・出産・新生児の育児をしなければならない未婚の母娘と妊産婦に基本的な宿泊や食事、分娩、産後のケアなどを支援し、実質的な自立をサポートする福祉施設である。今回の寄付は新型コロナの長期化で生活が苦しくなっている未婚・片親家庭を助けようと企画された。JT親愛貯蓄銀行は2020年から3年連続でエランウォンに寄付している。

 寄付金は所得が減ったり経済活動が中止されたりして生活が厳しくなっている低所得の未婚母と片親40家庭のための財源に使われる。特に、各家庭にアンケートした内容をもとに生活に必要なものを入れたオーダーメイドのプレゼントボックスを渡し、実生活で役立つように配慮している。

 JT親愛貯蓄銀行の関係者は、「新型コロナの長期化で依然として経済的な困難を抱えている社会的弱者に微力ながらお役に立てるのならと思った。今後も厳しい時期に地域社会と周りに頼もしい存在になり、みんなで分かち合い、共生する経営をリードする庶民のための金融会社を目指す」と話した。

 JT親愛貯蓄銀行は地域社会と恵まれない人たちのために様々な社会貢献活動を繰り広げている。さる4月には大規模な山火事で甚大な被害を被った江原(カンウォン)、慶北(キョンブク)地域の被災者と低所得層に「山火事被害義援金」を寄付。他にも、低所得層女性や青少年など社会的弱者のための「希望のピンクボックス」、恵まれない子供たちと独り暮らしのお年寄りのための「とても暖かいクリスマスハートボックス」を届けるなど、分かち合いの精神を実践し続けている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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