日邦産業がストップ高、生体模倣技術「デフォガ」に関する共同研究に注目集まる

■物体表面の液体搬送機能を追求、名古屋工業大学と推進

 日邦産業<9913>(東証スタンダード)は7月14日、急伸商状となり、再三ストップ高の781円(100円高)で売買されながら2020年以来の高値に進んでいる。13日付で、「名古屋工業大学との『生体模倣技術「デフォガ」に関する共同研究契約締結』のお知らせ」を発表し、注目集中となった。

 発表によると、「デフォガ」は、名古屋工業大学が開発した生体模倣技術で、フナムシの脚部構造を模倣し、表面で液体搬送機能を持たせる技術。平面開放的毛細管現象によって、「液体が表面に濡れて広がる」「濡れ性を向上させる」ことが可能。日邦産業は数μmピッチの微細デフォガパターンをプラスチック射出成形にて世界で初めて実現することに成功し、現在は、様々なテストを通じた最適な形状の探索と製品化に向けたアプリケーション開発を進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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