ファーストリテは4日続けて年初来の高値、円安が追い風の銘柄で日銀「大規模緩和維持」も好感される

ユニクロ

■7月中旬に業績予想を上方修正、円安効果を改めて再認識

 ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)は7月21日、午前10時過ぎに8万350円(800円高)まで上げて4日連続で年初来の高値を更新し、一時軟化したものの後場は14時にかけて8万円(450円高)前後で強い相場を続けている。値上げ効果への期待が強いほか、昼頃に日銀が大規模な金融緩和策を維持と伝えられ、円安の再燃に対する期待も出ている。7月14日に発表した今8月期の連結業績予想の増額修正では、円安の進行も収益拡大の要因とし、円安が追い風になる銘柄であることが再認識された。

 7月14日に第3四半期決算と今8月期の連結業績予想の増額修正を発表し、
その要因として、「当第3四半期3カ月間の業績が好調で、現地通貨ベースでも業績予想を上回る進捗となっていることに加え、円安が進行していることで、第4四半期の業績予想の為替レートの前提を見直したことから、通期の業績予想を上方修正する」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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