【株式市場】日経平均は215円安、8日ぶりに反落、後場は下げ幅200円台のまま小動き

◆日経平均は2万7699円25銭(215円41銭安)、TOPIXは1943.21ポイント(12.76ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億2392万株

 7月25日(月)後場の東京株式市場は、前場上げたJR各社や私鉄株、空運株が一段ジリ高となり、高島屋<8233>(東証プライム)もジリ高の一方、機械株や精密株にはジリ安の銘柄もあり、米景気後退懸念などを受け内需株にシフトする動きとの見方。PBR0.5倍などが言われて三井住友FG<8316>(東証プライム)などの大手銀もしっかり。日経平均は223円安で始まり、大引けまで下げ幅200円台のまま小動きを続け、8日ぶりの反落となった。

 後場は、ソラスト<6197>(東証プライム)が一段高となり、前場に続いて6月の介護サービス利用状況など好感。プレミアグループ<7199>(東証プライム)は8月末の株式3分割などで前場の高値圏で推移。fonfun<2323>(東証スタンダード)は業務提携など好感され2日続けて大幅高。SKIYAKI<3995>(東証グロース)はNFT関連事業への進出など好感され前場ストップ高で売買されたまま後場は大引けまで買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は8億2392万株(前引けは4億4018万株)、売買代金は2兆614億円(同1兆1108億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は672(前引けは534)銘柄、値下がり銘柄数は1088(同1210)銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、陸運、食料品、電力ガス、建設、水産後輪、石油石炭、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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