【株式市場】日経平均は一時160円安から持ち直し小幅安、TOPIXは小高い

◆日経平均は2万7681円73銭(17円52銭安)、TOPIXは1945.38ポイント(2.17ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億4605万株

 7月26日(火)前場の東京株式市場は、米国27日発表の利上げ幅を巡り不透明感があり、任天堂<7974>(東証プライム)は終始軟調だったものの、ホンダ<7267>(東証プライム)は朝から堅調に推移し、ソニーG<6758>(東証プライム)は午前10時頃から堅調に転じ、大きな警戒感は後退した様子となった。ロシアの天然ガス政策を受け資源株も高い。日経平均は取引開始直後を除き軟調だったが、午前10時前の160円86銭安(2万7538円39銭)を下値に持ち直し、前引けは小幅安にとどまった。TOPIXはしっかり。

 キヤノンMJ<8060>(東証プライム)、キヤノン電子<7739>(東証プライム)が25日発表の四半期決算など好感され活況高。東邦チタニウム<5727>(東証プライム)などチタン2社は米ボーイングが航空ショーで大口受注との報道など好感され出直り拡大。Mipox<5381>(東証スタンダード)は世界最薄・最軽量のリフレクタークロス(再帰性反射布)開発など好感されストップ高。Eストアー<4304>(東証スタンダード)はアパレル事業などの(株)志⾵⾳の株式取得(⼦会社化)に注目集まり活況高。サイジニア<6031>(東証グロース)は子会社による新検索連動型公告ソリューションの開発など好感され一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億4605万株、売買代金は1兆1217億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1102銘柄、値下がり銘柄数は631銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、鉱業、石油石炭、保険、その他金融、ゴム製品、鉄鋼、銀行、不動産、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る