And Doホールディングスの前6月期は売上高が最高を更新し2ケタ増益、期末配当を連続増配

■リバースモーゲージなど大幅拡大、純利益は同21%増加

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)の2022年6月期連結決算(8月15日15時発表)は、「ハウスドゥ」ブランドのフランチャイズ事業の堅調推移に加え、ハウス・リースバック事業やリバースモーゲージ保証事業などが大幅に拡大し、売上高は前期比6.0%増の413.95億円となり、連続で最高を更新した。経常利益は同17.2%増の29.47億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は同21.0%増の19.55億円で、16年6月期の最高益に迫った。

 これを受け、22年6月期の配当(期末一括)を1株につき36円(前期比6円の増配)とし、23年6月期の予想は40円の予定とした。

 22年6月期は中期経営計画の最終年度にあたり、フランチャイズ事業では、新規開店店舗数が100店舗、累計開店店舗数が602店舗となった。新型コロナの影響などで退会数が増加したものの、この事業の営業利益は同3.4%増加した。

 ハウス・リースバック事業では契約件数が20.7%増加し、物件取得数も26.1%増加。新規取得保有物件数は1010件となり、累計保有物件数は645件となった。

 リバースモーゲージ保証事業では、新たに13の銀行・信用金庫などと提携し、提携金融機関数は39行庫(8月15日現在)に拡大した。新規保証件数は47.5%増加し、累計保証件数は800件を突破した。

 今期・23年6月期の連結業績見通しは、一層の成長と発展による企業価値向上を目指すべく、25年6月期を最終年度とする中期経営計画3ヵ年を策定している中で、数値計画として、売上高を465.82億円(22年6月期比12.5%増)、営業利益を34.52億円(同20.2%増)、経常利益を33.0億円(同12.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21.78億円(同11.4%増)を掲げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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