【株式市場】日経平均は2円安で大引け、直近2日間で1050円上げたこともあり一服模様

◆日経平均は2万8868円91銭(2円87銭安)、TOPIXは1981.96ポイント(3.00ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億6965万株

 8月16日(火)後場の東京株式市場は、ソニーG<6758>(東証プライム)や任天堂<7974>(東証プライム)が一段強含み、日本航空<9201>(東証プライム)も一段ジリ高など、北米景気の回復の恩恵を受ける銘柄が人気化の様子。前場安かった自動車株も下げ幅を縮め、三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社も13時頃から持ち直した。一方、値がさ半導体株、海運株などは軟調。日経平均は11円高で始まり、中盤に強含んだが、前場の高値(56円38銭高の2万8928円16銭)は抜けず大引けは小幅安。直近2日間で1050円超上げて小反落となった。

 後場は、ソースネクスト<4344>(東証プライム)が一段と上げ第1四半期決算の北米好調など好感。アイスタイル<3660>(東証プライム)はアマゾンなどとの資本業務提携が材料視され前後場とも終日買い気配のままストップ高。CAPITA<7462>(東証スタンダード)は第1四半期の大幅増益など好感され後場一段と上げストップ高。ユニバーサル園芸社<6061>(東証スタンダード)は6月決算発表から連騰で後場一段と上げ高値を更新。LAホールディングス<2986>(東証グロース)やブシロード<7803>(東証グロース)は四半期決算発表の翌日に下げたが陽線となりチャート妙味プラス業績再評価とされ切り返し一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億6965万株(前引けは5億1656万株)、売買代金は2兆4062億円(同1兆2853億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は790(前引けは788)銘柄、値下がり銘柄数は953(同937)銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、空運、サービス、精密機器、パルプ紙、不動産、小売り、食料品、電力ガス、陸運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIが「空気読み」戦略立案、自律協調の新技術を発表  NTT(日本電信電話)<9432>(東証プ…
  2. 【デスクワーク時の「ちびだら飲み」がもたらす効果を検証】 ■カフェインだけじゃない、緑茶の新たな可…
  3. ■論理的推論と安全性を大幅向上  OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る