マーチャント・バンカーズグループの娯楽TVメディア・コンテンツが映像作品等の企画、制作などを行うエス・フィールド社と資本・業務提携

マーチャント・バンカーズ

■「旅する観光列車」シリーズなどで実績あり動画の企画・配信など展開

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)の完全子会社・娯楽TVメディア・コンテンツ株式会社(東京都港区、以下、「娯楽TVメディア・コンテンツ」)は、8月29日付で、映像作品等の企画、制作などを行う有限会社エス・フィールド(東京都中央区、以下、「エス・フィールド社」)の発行済株式の33.3%を取得し、エス・フィールド社と資本業務提携することを決定した。同日15時にマーチャント・バンカーズが発表した。

 エス・フィールド社は、代表取締役・齋藤有三氏が2000年5月に設立、創業23年目を迎える映像制作会社で、「旅する観光列車」シリーズなど、視聴者に人気のある旅・グルメ番組を中心に、CSや地上波放送局の番組を制作している。

 一方、娯楽TVメディア・コンテンツは、マーチャント・バンカーズがグループとしてキャラクター・コンテンツビジネスを展開する目的で、2022年8月1日付で完全子会社化した。

 主な事業としては、(1)オリジナルキャラクターの企画開発、アニメや映像作品のキャストをキャラクター化により、キャラクターグッズの企画・開発・販売や、スタンプや画像として展開、(2)海外向けの映画やテレビ番組などの権利の販売、(3)動画の企画・制作、インターネット配信、(4)キャラクターグッズ等のプレゼント付DVDの販売、(5)出版物を企画、制作、販売、により、キャラクター・コンテンツビジネスを展開する。「娯楽TV」では、大手家電メーカーの合弁により設立された株式会社アクトビラが、2007年2月にサービスを開始した動画コンテンツの配信サービス「アクトビラ(acTVila)」において、「NHKオンデマンド」などと並び、メインチャンネルとして、数々の人気動画の配信を行ってきた。

 娯楽TVメディア・コンテンツは、エス・フィールド社との資本業務提携により、エス・フィールド社が得意とするCSや地上波放送局に加え、「Netflix」など、オリジナル作品を配信するインターネット配信サービスへの企画提案の持込みや、You Tubeチャンネルでのオリジナル動画配信サービスも視野に入れ、動画の企画・配信を展開する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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