ANAPが急伸、新品のまま廃棄される1.4万トンの衣類の認知度向上と販売機会の最大化サービスに注目集まる

■東京通信のグループ企業とライブコマースサービス28日開始

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は9月26日、買い気配の後大きく出直って始まり、取引開始後は13%高の407円(48円高)まで上げて8月31日以来、約1ヵ月ぶりに400円台を回復している。前取引日(9月22日)の15時30分、東京通信<7359>(東証グロース)グループ企業と共同開発してきたライブコマースサービス『PCAN Live』正式版リリース及び初回配信を9月28日に行うと発表し、注目されている。

 発表によると、「PCAN Live」は、国内で新規供給される1.4万トンに及ぶ衣類が新品の状態で事業所側により廃棄されている社会問題に着目し、モデルや、SNSなどで著名なインフルエンサーをコマーサーとして起用したライブ空間を活用することで、各アパレル商品の認知度向上と販売機会の最大化をコンセプトとしたサービスとなる。ライブコマースを通じて、ユーザーに対して今まで知る機会のなかった商品との出会いと、コマーサーとリアルタイムにコミュニケーションをとりながらショッピングを行うというエンタメ要素を盛り込んだ新たな購買体験を提供していく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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