TACの今期第1四半期は、増収大幅増益

■増収だが、売上原価、販管費共に前年同期を下回る

 31日に発表されたTAC<4319>(東1)の今期第1四半期は、増収大幅増益となった。

 売上高は、55億92百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益8億08百万円(同40.5%増)、経常利益8億06百万円(同41.9%増)、純利益4億96百万円(同40.9%増)であった。

 増収であったことに加え、売上原価は30億34百万円(同0.3%減)、販管費は18億8百万円(同0.8%減)と共に前年同期を下回ったことで営業利益以下が大幅な増益となった。

 また同日に、取締役会でTMMCと資本・業務提携を決議したことも発表された。
 TMMCは、診療報酬の未請求に係る病院経営・業務改善コンサルテーションサービスおよび病院コンサルティング業務で培った診療報酬に関するノウハウとICTを融合し開発した、クラウド型の電子レセプト解析システム「fineRezept」を用いたレセプトチェックサービスを提供している。
 今回の資本・業務提携により、病院向けには医療事務サービスとコンサルテーションサービス、診療所向けには医療事務サービスとレセプトチェックサービスをセットで提供することが可能となる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る