【株式市場】日経平均は226円高、自動車株や半導体株など牽引し業種別指数は全業種が高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7201円37銭(226円47銭高)、TOPIXは1903.54ポイント(16.35ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億1614万株

 10月25日(火)前場の東京株式市場は、NY株式市場でのダウ、NASDAQ大幅反発、SOX(米半導体株指数)続伸などを受け、自動車株や半導体関連株などが上げたほか、ここ一服していた空運株やJR各社などの訪日外国人関連株、石油株、証券株も高い。レーザーテック<6920>(東証プライム)は6日続伸基調となり、円安は逆風のニトリHD<9843>(東証プライム)やファーストリテ<9983>(東証プライム)も日銀の為替介入など好感され反発。日経平均は138円高で始まり、中盤に268円44銭高(2万7243円34銭)まで上げ、前引けも上げ幅200円台を保ち続伸基調となった。

 オルガノ<6368>(東証プライム)や東リ<7971>(東証プライム)が業績予想の増額修正を受け活況高となり、円谷フィールズHD<2767>(東証プライム)は高値を更新。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は10月末の株式3分割に向けた買い再燃の様子で活況反発。シーズメン<3083>(東証スタンダード)は業績回復にもかかわらず直近まで6日続落とあって急反発。テックファームHD<3625>(東証グロース)はVRシミュレーションによる新サービスなど好感する相場が再燃とされ再び急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1614万株、売買代金は1兆4433億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1400銘柄、値下がり銘柄数は377銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位は石油石炭、海運、ゴム製品、情報通信、鉱業、電気機器、水産農林、証券商品先物、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る