【株式市場】材料株など強く日経平均は15年ぶり高値圏で6日続伸基調

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8628円98銭(25円50銭高)、TOPIXは1511.71ポイント(3.43ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億844万株

チャート11 25日前場の東京株式市場は、NYダウやS&P500種が過去最高値に進んだ一方、円相場が強含み1ドル118円台に戻ったため主力株は高安混在となり、トヨタ自動車<7203>(東1)は軟調でマツダ<7261>(東1)は堅調などと値動きが分かれています。それでも、日経平均は朝安の後持ち直して10時過ぎに45円29銭高(1万8648円77銭)まで上げ、15年ぶりの高値圏を6日続伸基調となりました。JPX日経400は13日続伸基調です。

 中国株式市場は18日から24日までの春節(旧正月)連休が明け、上海総合指数が連休前に続き続伸と伝えられています。株式分割を発表したオリエンタルランド<4661>(東1)が大きく出直り、ソニー<6758>(東1)は一部報道で新事業のソニー不動産が両手取引(両方から手数料をもらう取引)をしないと伝えられたことなどが言われて小幅高ですが高値を更新、ACCESS<4813>(東マ)はソフトバンク(9984)のヒト型感情認識ロボットに同社の技術が採用されたことなどが言われて連日急伸となっています。

 東証1部の出来高概算は11億844万株、売買代金は1兆1993億円。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は978銘柄、値下がり銘柄数は714銘柄でした。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は24業種となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、パルプ・紙、水産・農林、石油・石炭、サービス、海運、銀行、建設、精密機器、などとなっています。

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