加賀電子に岩井コスモ証券が目標株価5150円で投資判断を開始、業績の好調さなど再び見直される展開に

■広範な分野で販売が伸長、販売ミックス良化、利益率向上

 加賀電子<8154>(東証プライム)は11月28日、13時を過ぎて4430円(10円安)前後で推移し、6日ぶりに反落模様となっている。だが、下げは小幅で、引き続き、上場来の高値4635円(2022年11月9日)に迫る中での一服とみてよさそう。岩井コスモ証券が24日付のレポートで加賀電子株式への投資判断を開始し、『目標株価5150円』で注目を開始しており、改めて業績の好調さが見直される相場になっている。

 岩井コスモ証券の24日付のレポートでは、「主力の電子部品事業で車載や産業機器関連などを中心に広範な分野で販売が伸長したことが寄与。EMS事業も車載や医療機器関連中心に売上が伸長」、「営業利益については、売上増に加え、販売ミックス良化に伴う売上総利益率の向上が寄与した」などと評価した。
■証券会社では3証券目の投資判断になり、またひとつ注目強まる

 業績予想の増額修正については、「上期上振れ分のみを考慮し、下期については前回予想時の見通しを変えていない。半導体や電子部品の需要逼迫は、一部で緩和の動きがみられるものの、車載や産業機器関連では依然と供給不足が続いており、同社の業績の更なる上振れが期待できそう」などとしている。

 加賀電子の第2四半期連結決算(4~9月・累計)は11月8日に発表され、売上高、各利益とも計画を大幅に上回り、上半期としての最高を更新した。これを受け、通期の業績予想を増額修正した。増額修正は今期2度目となった。

 加賀電子株式に対する証券会社の投資判断は、SBI証券による目標株価6200円(9月15日付)、いちよし経済研究所によるフェアバリュー9000円(11月9日付)が出されている。岩井コスモ証券は、証券会社としては3証券目になり、またひとつ注目が強まったといえそうだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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