エンビプロ・HDが急伸、三菱マテリアルとリチウムイオン電池リサイクル技術の開発に着手

■「共同開発に関するお知らせ」の発表に注目集中

 エンビプロ・ホールディングス(エンビプロ・HD)<5698>(東証プライム)は12月2日、午前11時頃から急伸して急激な反発相場となり、12%高の800円(88円高)まで上げる場面を見せて直近までの5日続落幅を一気に奪回している。同日付で、「三菱マテリアル株式会社とのリチウムイオン電池リサイクルにおける共同開発に関するお知らせ」を発表し、注目集中となった。

 発表によると、同社および連結子会社の(株)VOLTA(静岡県富士市)が、三菱マテリアル<5711>(東証プライム)と、事業化を前提に、リチウムイオン電池のリサイクル工程で製造されるブラックマスを原料としてリチウム、コバルト、ニッケルを回収・精製する湿式製錬技術の開発に着手した。今期の業績への寄与は軽微だが、今後、本件に関して開示すべき事項が生じた場合は速やかに発表するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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