【銘柄フラッシュ】エイティングが急伸しビーロットは上場2日目も買い気配

銘柄フラッシュ

 12日は、キヤノン<7751>(東1)が12月期末配当の過去最高額への増額が好感されて3.9%高となり高値を更新し、ダイセル化学工業<4202>(東1)はエアバッグ交換部品を増産とされて4.5%高となり高値を更新。関西電力<9503>(東1)は高浜原発3、4号機が検査に合格と伝えられて3.6%高となり高値を更新し、電力株が軒並み高となった。

 材料株物色は旺盛で、ファインデックス<3649>(東1)は今12月期の業績拡大期待などが言われて7.4%高となり戻り高値に進み、ドクターシーラボ<4924>(東1)は昨日の自社株買い発表を好感して7.3%高と後場一段ジリ高、TASAKI<7968>(東1)は前週の業績予想増額を引き続き好感して6.9%高となり高値を更新。シュッピン<3179>(東マ)は12月末の株式分割を材料に8.4%高となり高値を更新し、エイティング<3785>(東マ)はゲーム関連の発表を材料に23.9%ストップ高、フライトホールディングス<3753>(東マ)は米国への子会社設立を材料に2日続けてストップ高の20.3%高。

 また、昨日新規上場の4銘柄の中で初値のつかなかった2銘柄のうち、弁護士ドットコム<6027>(東マ)が10時13分に公開価格1230円に対し3.2倍の3880円で初値がついた。もうひとつ中古ビルのリフォーム再販などのビーロット<3452>(東マ)は2日目も気配値のまま公開価格2010円の5.3倍の1万640円の買い気配で終わった。

 本日新規上場となったクラウドワークス<3900>(東マ、売買単位100株)は買い気配を上げて11時23分に1316円(公開価格760円の73%高)で初値をつけ、その後1339円まで上げ、後場は1030円を下値にもみ合い、終値は1041円。

 東証1部の値上がり率1位はオルトプラス<3672>(東1)の17.5%ストップ高となり提携するグリー<3632>(東1)の業績予想の増額を好感して戻り高値を更新、2位はキムラタン<8107>(東1)の11.1%高となり株価10円台のため率も大、3位はドリームインキュベータ<4310>(東1)の8.6%高となり、新規上場銘柄が11日の4銘柄に続き、16日には5銘柄が上場し、17日、18日、24日、25日には各日とも3銘柄と上場ラッシュのため事業環境向上に期待が強まった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る