マーチャント・バンカーズが賃貸マンションを取得、年7億円台の家賃売上げ10億円めざす

マーチャント・バンカーズ

■安定的収益基盤の源泉として収益用不動産を長期保有、積極取得

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は1月16日の午後、福岡県久留米市の賃貸マンション「エトランゼ東櫛原14」(鉄筋コンクリート造、陸屋根8階建て、延床面積約2147平方メートル)の取得を発表した。入居需要は、近隣の久留米大学医学部・久留米大学病院の教職員や学生をはじめ、安定的な需要があるという。

■家賃収入で安定的に利益を積み上げ、物件の入替などで売却益も積極実現

 同社は、年間7億円台の家賃収入売上げを、2023年3月期中に10億円とする目標を掲げて、積極的に収益性と資産性の高い大都市圏の賃貸マンションを取得している。「エトランゼ東櫛原14」の取得価格は約600百万円(税込み)で、中長期的に保有する方針。年間41百万円程度の安定的収入とネット利回り5.5%程度が見込める。

 取得価格のうち、530百万円は銀行借入により、残額は、自己資金を充当する。本物件取得により、年間26百万円程度、親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しであり、2022年5月13日発表の2023年3月期の業績予想に織り込んでいる。今後も、不動産投資事業に関しては、購入、売却を行いながら、開発も含めて、利益を追求していく計画だ。

 同社は、安定的収益基盤の源泉として、長期的に収益用不動産を保有しており、積極的に収益用不動産を取得し、家賃収入による安定的利益の積上げを行いながら、保有物件の入替を行い、積極的に物件売却による利益も実現していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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