資生堂は実質5日続伸基調、屋内でのマスク着用を原則不要とする方針など好感

■第3四半期まで業績好調で今期一層の拡大に期待強い

 資生堂<4911>(東証プライム)は1月23日、6536円(110円高)まで上げた後も上げ幅100円台で推移し、前日比変わらずを一日加えると5日続伸基調の出直り相場となっている。政府が新型コロナウイルスの法的な扱いをインフルエンザなどと同等の「5類」に変更することと合わせ、屋内でのマスク着用を原則不要とする方針を打ち出していることなどが買い材料視され、今年1月10日につけた戻り高値6739円に向けて出直りを続けている。

 2022年12月期の決算発表は2月10日の予定。11月に発表した第3四半期決算(2022年1~9月・累計)は国内での確実な回復、欧州の好調継続によりロックダウン影響の続く中国をカバーし、累計実質売上高が対前年比プラスに転換し、機動的なコストマネジメントの継続と、構造改革効果などにより増益となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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