【株式市場】日経平均は316円安、半導体株など重い一方で石油、海運、銀行株などは堅調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7354円81銭(316円17銭安)、TOPIXは1976.54ポイント(10.42ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億1474万株

 2月13日(月)前場の東京株式市場は、半導体関連株や電子部品株が米NASDAQ3日続落などの影響を受けた様子で重く、空運、化粧品などのインバウンド関連株も総じて軟調。一方で、INPEX<1605>(東証プライム)などの石油株や日本製鉄<5401>(東証プライム)などの鉄鋼株、海運株は堅調で、三井住友FG<8316>(東証プライム)などは日銀次期総裁への期待などで高い。日経平均は120円安で始まり、午前10時40分頃に404円04銭安(2万7266円94銭)まで下押したが、前引けにかけては100円近く持ち直した。

 三井松島ホールディングス<1518>(東証プライム)が業績・配当予想の大幅な増額・増配修正など好感されて急伸し、ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>(東証スタンダード)は業績予想の増額など好感され2日連続ストップ高。シライ電子工業<6658>(東証スタンダード)も業績・配当予想の大幅な増額・増配など好感されストップ高。Welby<4438>(東証グロース)は12月決算の黒字化やスズケンとの協業強化など好感されストップ高。メドレックス<4586>(東証グロース)は今期業績予想など好感され一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億1474万株、売買代金は1兆4036億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は580銘柄、値下がり銘柄数は1164銘柄。

 東証33業種別指数は9業種の値上がりにとどまり、鉱業、石油石炭、銀行、海運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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