KeyHolderは筆頭株主のJトラストとともに株主優待制度を再開、一段と出直り強める

■2021年に「休止」を発表したが要望や業績など踏まえ再開

 KeyHolder<4712>(東証スタンダード)は2月15日、一段と出直りを強める相場となり、前場14%高の910円高(111円高)まで上げて約4か月ぶりに900円台を回復し、その後も850円前後で売買されている。14日の15時に発表した12月決算が営業利益2.7倍となるなど大幅に回復し、株主優待制度の再開も発表、好感買いが優勢となっている。なお、筆頭株主のJトラスト<8508>(東証スタンダード)も14日付で最高益決算を受けて株主優待制度の再開を発表している。

 発表によると、KeyHolderは2021年12月17日付けで「株主優待制度の休止」を発表したが、多くの株主からの意見や要望、22年12月期の業績結果等を踏まえ、内容を見直した上で再開することを決定した。一方、筆頭株主Jトラストの株主優待制度は、2019年5月に一時休止を発表して以来の復活となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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