タマホームが大きく出直る、5月決算の見通しを大幅増額

株式市場 銘柄

■リフォーム事業など好調で営業利益は従来予想を22%増額

 タマホーム<1419>(東1)は28日、4日ぶりの反発となり、取引開始後に6%高の648円(34円高)まで上げて大きく出直っている。28日の朝、2017年5月期の連結業績見通しを修正発表し、純利益は従来予想を80%増額して9.01億円(前期は4.46億円の赤字)などとした。決算発表は7月14日の予定としている。

 リフォーム事業の売上高および売上総利益が前回発表予想よりも上回り、またグループ会社における事業の立ち上げの遅れに伴う販売管理費の縮小により、営業利益は従来予想を22%増額して39.01億円の見込み(前期実績の2.2倍)とした。増額後の予想1株利益は30円ちょうど。3月に年初来の高値682円があり、この頃よりも業績見通しが拡大したため、理屈では再びこの高値水準を目指しても不自然ではなくなった形だ。(HC)

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