ニーズウェルが上場来高値を更新、業績上振れ期待強く注目材料も重なる

■直近は官公庁からのシステム構築プロジェクト受注など好感

 ニーズウェル<3992>(東証プライム)は3月28日、再び一段高となり、取引開始後に7%高の1168円(81円高)まで上げて2日ぶりに株式分割を調整後の上場来高値に進んでいる。さる3月16日、業績予想の増額修正が好感されて急伸し、以後、断続的に高値を更新中。直近は、22日に発表した官公庁からのシステム構築プロジェクト受注、23日発表のWebアプリを自動生成するローコード開発プラットフォームのライセンス販売開始なども期待材料視されている。

 2023年9月期の連結業績予想(第2四半期、通期)を3月15日に増額発表し、営業利益は第2四半期累計期間(2022年10月~23年3月)を2.02億円引き上げた。従来予想比55.7%の増加。一方、23年9月通期の営業利益の予想も同額の2.02億円の引き上げとした。このため、下期の展開によっては通期の業績予想が上振れる期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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