ビックカメラは第3四半期の営業利益2倍など注目され大幅反発

ビッグカメラ

■通期予想は据え置いたが営業利益は91%を確保

 ビックカメラ<3048>(東1)は7月12日、大幅反発で始まり、取引開始後は1154円(70円高)まで上げて大きく出直っている。第3四半期の連結経常利益が前年同期比84%増加したことなどが好感されている。全体相場がNY株最高値などを受けて大幅高で始まったことも投資家心理を強める形になった。

 9日の取引終了後、21年8月期・第3四半期連結決算(2020年9月~21年5月、累計)を発表し、売上高は前年同期比2.5%の増加だったが、営業利益は2.0倍の161.6億円になり、経常利益は同84.9%増加した。

 通期予想は全体に据え置き、営業利益は前期比46.7%増の177億円。すでにこの91%を確保したため、推移の好調さが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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