【株式市場】日経平均は173円高、鉄鋼、海運、商社など高く2万8000円を回復

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8096円74銭(173円37銭高)、TOPIXは2006.76ポイント(14.91ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億7686万株

 4月12日(水)前場の東京株式市場は、米NASDAQ平均や半導体株指数が安かったため半導体関連株は高安混在となったが、日銀新総裁の就任会見以降、円相場の上値が重いとされ、自動車、機械、鉄鋼、海運などが総じて高い。日経平均は62円高で始まったあと上げ幅を拡げ、ジリ高傾向となって前引け間際に191円17銭高(2万8114円54銭)まで上げた。

 わらべや日洋ホールディングス<2918>(東証プライム)が急伸し業績予想の増額修正など好感。日本金銭機械<6418>(東証プライム)や櫻島埠頭<9353>(東証スタンダード)、杉村倉庫<9307>(東証スタンダード)は政府が大阪のカジノ構想を認める方針との報道を受け活況高。シリコンスタジオ<3907>(東証グロース)は第1四半期の大幅増益など好感され2日連続ストップ高。ボードルア<4413>(東証グロース)は2月決算と今期予想など好感され一段高。

 新規上場のispace<9348>(東証グロース)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは436円(公開価格254円の72%高)で買い気配となった。

 東証プライム市場の出来高概算は4億7686万株、売買代金は1兆1472億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1388銘柄、値下がり銘柄数は386銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る