上場3日目のispaceはストップ高、月面探査プログラム「HAKUTO-R」の着陸機26日にも月面に着陸へ

■22年12月に米国から打ち上げていたという、水資源を探査

 ispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は4月14日、一段高となり、ストップ高の1501円(300円高、25%高)で売買されながら買い気配となっている。月面開発事業を行い、民間の技術を結集した月面探査プログラム「HAKUTO-R」(白兎-R)を推進。上場初日の4月12日、「ランダー(月着陸機)」の月面着陸予定日時を最短で2023年4月26日(日本時間)に設定したと発表し、注目集中となった。「ランダー」は、22年12月11日(日)16時38分(日本時間)に米国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げていたという。最初に取り組むのは月の水資源の探査だとしている。

 公開価格は254円で、上場初日は買い気配を上げたまま初値がつかず、2日目に1000円(公開価格の3.9倍)で初値がつき、この日の終値は1201円(同4.7倍)だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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