【銘柄フラッシュ】DMPなど急騰し星光PMCや中越パルプはCNFで急伸

株式市場 銘柄

 20日は、東京建物<8804>(東1)が2.0%高など不動産株が堅調で、首都圏のマンション販売回復や4~6月のGDPマイナス成長を受けた追加の金融緩和期待などが言われて業種別指数では「不動産」が値上がり率1位。ソフトバンクグループ<9984>(東1)はニケシュ・アローラ副社長が同社株式を私費で約600億円相当分買い付けると発表したことなどが好感されて出直りを強め2.2%高となった。

 アイスタイル<3660>(東1)ヤマダ電機<9831>(東1)の大規模店舗「LABI」のフロアプロデュース出店などが好感されて14.6%高となり東証1部の値上がり率2位。ぐるなび<2440>(東1)タカラトミー<7867>(東1)との提携観測報道などが好感されて5.4%高。IBJ<6071>(東1)は14日発表の四半期決算がいぜん5.0%高。

 植物繊維由来の次世代の新軽量素材セルロースナノファイバー(CNF)に関する環境省の実証事業報道などが好感され、星光PMC<4963>(東1)は15.7%ストップ高となり東証1部の値上がり率1位。中越パルプ工業<3877>(東1)は12.4%高となり同じく3位。

 日東エフシー<4033>(東2)は東証1部昇格決定が好感されて19.1%ストップ高。極楽湯<2340>(JQS)にはいちよし経済研究所の積極評価が言われて7.3%高。イリソ電子工業<6908>(JOS)は18日に発表した業績予想の増額修正などが好感されて11.9%高と急伸し、エンバイオ・ホールディングス<6092>(東マ)は中国・天津の大爆発事故などが思惑材料のようで16.1%ストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)は次世代技術が産業技術開発機構に採択と伝わり24.4%ストップ高となった。

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