フライトHDのフライトシステムコンサルティングがAndroid携帯を決済端末に変える「Tapion」でNTTドコモの電子マネー「iD」に対応

■第一弾はNTTドコモの「iD」、今後も順次拡大の予定

 フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東証スタンダード)は4月24日、事業子会社フライトシステムコンサルティングが、市販のAndroid携帯を使ってカードのタッチ決済を実現する「Tapion(タピオン)」において、この度、NTTドコモが提供する電子マネー「iD」(NTTドコモの登録商標以下、iD)に対応したと発表し、今後「Tapion」では、クレジットカードだけではなく、電子マネーにも広く対応することでキャッシュレス決済、及びタッチ決済の普及拡大に努めて行くとした。

■コストを抑えてキャッシュレスを実現、カフェ、キッチンカーなどに好適

 「Tapion」は、タッチ決済を市販のAndroid端末で実現する技術「Tap to Phone」
を使って開発された新しい決済ソリューション。専用決済端末の導入コストを抑えながらキャッシュレスを実現したいカフェ、カジュアルレストラン、キッチンカー、屋台、朝市などの小・中規模事業者、並びにオフィスや家庭などへの訪問販売を行なっている加盟店に向け、今後本格展開を予定している。

 なお、本格展開に先立ち、2022年11月より実店舗でのパイロット運用を開始しており、機能改善を行なっている。またフライトシステムが独自に策定したAndroid端末の選定を行う「Tapion検定」や、自社決済センターの構築を通じ、安心・安全にタッチ決済ができる環境も併せて提供している。

 この度、「Tapion」では、様々な支払いニーズへの対応拡大の1つとして電子マネーへの対応を行い、第一弾で『iD』に対応した。電子マネー決済では、決済金額やカードのかざし位置などをわかりやすく顧客へ明示することを目的としたUIガイドラインがあり、「Tapion」ではAndroid端末の画面上で、店員と顧客の双方に分かりやすい決済誘導画面を実現すべく、画面を上下に分割する新しいスタイルでの決済画面デザインを行った。

 今後の本格展開に向け、引き続きクレジットカード、及び電子マネーの各ブランド対応を行なっていくと共に、UIなども含めた機能改善を行い「Tapion」でのキャッシュレス決済普及拡大に努めていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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