マーチャント・バンカーズが事業用賃貸マンションを取得、現在7億円台の家賃収入を10億円とする目標を推進

マーチャント・バンカーズ

■各々ネット利回り5%程度が見込め、安定的収益基盤の源泉に

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は4月24日午後、年間7億円台の家賃収入売り上げを10億円とする目標に向け、事業用賃貸マンション2物件を取得すると発表した。

 本物件取得により、年間1500万円程度、親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しであり、2023年5月12日発表予定の2024年3月期の業績予想に織り込む。

 同社は、年間7億円台の家賃収入売り上げを10億円とする目標を掲げて、積極的に収益性と資産性の高い大都市圏の賃貸マンションを取得している。保有する物件の売却も積極的に行い、物件売却による利益により購入原資を強化し、安定的収益の源となる優良な収益物件を資産として積上げていく計画だ。

 今般、10億円の家賃収入売上達成に向けて、下記の2物件を取得することを決定した。2物件の詳細は下記のとおりで、中長期的に保有する方針であり、年間5000万円程度の安定的収入と、それぞれ、ネット利回り5.0%程度が見込める。

<物件1>
所在地:埼玉県北本市
敷地面積:1,117.51㎡(338.05坪)
構造:鉄筋コンクリート造陸屋根6階建
面積:1,644.73㎡(497.53坪)
築年月:2001年9月
取得価格:476百万円(税込)
取得日:2023年6月中(予定)

<物件2>
所在地:埼玉県上尾市
敷地面積:1,003.34㎡(303.51坪)
構造:鉄筋コンクリート陸屋根5階建
面積:1,229.10㎡(371.80坪)
築年月:2001年6月
取得価格:303百万円(税込)
取得日:2023年6月中(予定)

 取得価格合計7億7900万円のうち、6億6000万円は銀行借入により、残額は、自己資金を充当する。本物件取得により、年間1500万円程度、親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しであり、2023年5月12日発表予定の2024年3月期の業績予想に織り込むとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る