電算システムHDは一時ストップ高、第1四半期の営業利益94%増など好感

業績でみる株価

■情報サービス、収納代行サービスとも売上高2割増加し好調続く

 電算システムホールディングス(電算システムHD)<4072>(東証プライム)は5月12日、買い気配のまま急伸してストップ高の3175円(基準値から500円高、19%高)で始まり、その後も3160円前後で推移。株式を上場した2021年7月につけた上場来の高値を一気に更新した。11日の15時に発表した2023年12月期の第1四半期連結決算(23年1~3月)の営業利益が前年同期比94.1%増加し、注目集中となっている。

 第1四半期は、情報サービス事業の売上高が前年同期比24%増加し、収納代行サービス事業も同22%増加。収益面では収納代行サービスの部門営業利益が4倍に急増した。連結営業利益は94.1%増の11.86億円となった。今期・24年12月期の連結業績予想は全体に据え置き、売上高は625億円(前期比16.9%増)、営業利益は39億円(同14.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は26.43億円(同12.5%増)。上振れ期待が強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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