KLabは賞金最大300万円の「AI賞」を社内表彰に新設

 KLab<3656>(東証プライム)は5「月16日、半期に一度の社内表彰(KLabAwards)に、賞金最大300万円の「AI賞」を新設することを決定したと発表。

 AI賞の導入により、AI活用ノウハウを全社でスピード感をもって共有し、社員1人1人が積極的にAIを活用する後押しをするとともに、さらなる業務改善やサービスの向上に取り組む。

 また、Azure OpenAI Serviceを活用したSlackアプリを全社に展開するなど、今後も継続的に従業員のAI活用環境を整備していく予定。

■「AI賞」新設の目的

 ChatGPTなどの生成系AIは、ゲーム開発との親和性が非常に高く、従来のゲーム開発コストを大幅に削減するだけではなく、これまでとは別次元のユーザー体験や制作効率向上を実現し得る技術。

一例として、
・3DモーションやMAP、2Dイラスト、仕様書などの素案作成・自動化
・アイディアの創出・具体化・ブラッシュアップ
などが挙げられる。

 KLabは従来より「楽するための苦労」という理念を徹底し、職種に関わらず業務を仕組化する工夫と努力をし、よりクリエイティブな作業に時間を使うという風土を築いてきた。

 今回、年に2回の社内表彰「KLabAwards」に「AI賞」を新設することで、全従業員がAIを活用し、業務効率を改善するモチベーションを高めるとともに、表彰によりノウハウを共有することで、社内のAIに関する知見を深めさらなる現場での活用を促進する。

■「AI賞」の概要

 業務でのAI技術の活用と成果を自薦・他薦にて募集し、毎月選考を行う。賞金は選考を通過した取り組みの中から半年単位で検討し、最大300万円を授与。

想定される受賞内容の一例
・ゲーム品質の向上、開発の効率化、新たなゲーム体験の創出
・創造的なアイディア創出の手法
・ChatGPTのナレッジ/プロンプトの共有
・業務フローの改善
など
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る