岩谷産業は「水素供給網15兆円投資」など好感され7000円台に進む

■水素関連株、海外でもオーストラリアでプロジェクト

 岩谷産業<8088>(東証プライム)は6月5日の後場寄り後に一段高となり、取引開始後は6%高の7092円(402円高)まで上げて約3週間ぶりに高値を更新し、2021年10月以来の7000円台に進んでいる。「水素供給網15兆円投資、装置・素材など支援、政府、基本戦略を改定へ」(日本経済新聞6月4日付朝刊)などと伝えられ、関連銘柄として買い材料視されている。水素関連株の代表格。加地テック<6391>(東証スタンダード)なども高い。

 「15年間で官民合わせて15兆円を投じて水素のサプライチェーン(供給網)を整備する」(同)と伝えられた。同社は、海外でもグリーン水素をオーストラリアで生産し日本に送るプロジェクトを丸紅<8002>(東証プライム)などと行う計画で5月29日に発表している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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