HEROZは小安く始まった後一段高、AI株人気に加え将棋AIの実績もイメージされ高値更新

■「現在は将棋に限らず様々な課題を解決するAIを各産業に提供

 HEROZ<4382>(東証プライム)は6月7日、小安く始まった後一段高となり、7%高の1911円(131円高)まで上げる場面を見せて2021年11月以来の高値を連日更新している。AI関連株人気に乗って5月初の1200円前後から次第に騰勢を強めているが、7日は、将棋の「学生名人戦」優勝者が対局中にAIアプリ使用したことが判明し失格になったと伝えられ、将棋AIの開発で知られる同社への注目が上乗せされたとの見方が出ている。

 同社では、「現在は将棋に限らず様々な課題を解決するAIを『HEROZ Kishin』として各産業に提供」(ホームページより)としている。証券業界では、SMBC日興証券との提携事業で最適な株式の組み合わせをAIが提案する『AI株式ポートフォリオ診断』、保有する株式の取引タイミングを知らせる『AI株価見守りサービス』を共同開発し、注目された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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